帰省などで交通機関の利用者が増える年末年始を前に、四国運輸局愛媛運輸支局などは12日、愛媛県内各地でバスや船舶など輸送機関の安全確保やテロ対策の総点検を始めた。
 松山市竹原2丁目のJR四国バス松山支店には、支局員ら5人が訪れ、乗務員の健康状態の確認やアルコール検査、運行前の車両点検の実施状況を査察。災害やテロなどの緊急時の連絡態勢や、訓練の実施状況も聞き取った。
 菅沼利一支局長は「事件事故ゼロを目指し、年末に向け引き続き安全意識を高めてほしい」と呼び掛けた。